INTAP 次世代Web委員会 オントロジ関連リンク集

セマンティックWeb

Semantic Web

読み方
セマンティック ウェブ
概説
W3CのセマンティックWebに関するポータルページであり、標準仕様書、ニュース、解説文書及び作業グループ等へのリンクから構成されている。
URL
http://www.w3.org/2001/sw/

Scientific American, May 2001 記事

概説
セマンティックWebが実現する機能を日常的な例を基に分かりやすく説明する記事である。また、XML、URI、RDF、オントロジなどについても簡潔な説明を行っている。記事は「(適切にデザインされていれば)セマンティックWebは人間の知識の発展全般を支援する」と結ばれている。
URL
http://www.sciam.com/article.cfm?articleID=00048144-10D2-1C70-84A9809EC588EF21

Semantic Web Roadmap

読み方
セマンティック ウェブ ロードマップ
概説
1998年に書かれたセマンティックWebのTim Berners-Leeによる構想。セマンティックWebの原点ともいえる考え方が記述されている。
URL
http://www.w3.org/DesignIssues/Semantic.html

Semantic Web Services

読み方
セマンティック ウェブ サービシーズ
概説
Webサービスの高度な連携をセマンティックWeb技術を用いで実現すること。W3CではWebサービスのアクティビティの一部として、WebサービスとセマンティックWebの統合について議論するためのInterest Groupを立ち上げている。
URL
http://www.w3.org/2002/ws/swsig/

組織、プロジェクト等

INTAP

読み方
インタップ
概説
正式名称は、財団法人 情報処理相互運用技術協会。 オープンなネットワークのための技術環境整備を目的とした財団法人。1985年に通商産業大臣の認可を得て設立され、情報処理の相互運用技術に関する研究や啓発などを行っている。
URL
http://www.intap.or.jp/

次世代Web委員会

概説
INTAPが主催しているセマンティックWeb技術の調査・研究開発および我が国での普及啓発活動を推進するために、産業界を主体する委員会。
URL
http://www.net.intap.or.jp/INTAP/s-web/index.html

情報家電サービス基盤フォーラム

概説
情報家電が普及するために必要となる基盤技術の研究、特に情報家電の相互接続やリモート管理などの研究開発を行うために設立されたフォーラム。オントロジー関連では、情報家電オントロジーSIG(Special Interesting Group)の活動成果が公開されている。
URL
http://net2.intap.or.jp/SPIA/

W3C

読み方
ダブルスリーシー
概説
正式名称はWorld Wide Web Consortium。 Webの可能性を最大限に引き延ばすために特にWebの基盤技術の標準化を行なっているWebの標準化団体。セマンティックWebに関しては,Technology and Society ドメインの下で複数のワーキンググループ等が活動を行なっている。
URL
http://www.w3.org/

DERI

読み方
デリ
概説
正式名称はDigital Enterprise Research Institute。 セマンティックWebサービスを中心としたセマンティックWebを実用化するための基盤開発を行なっている組織。
URL
http://www.deri.org/

foaf

読み方
フォウフ
概説
正式名称はThe Friend of a Friend (FOAF) project。 ユーザのプロファイルのような人に関するメタ情報を各ユーザが公開することによって、人のつながり(ソーシャルネットワーク)を共有し活用しようとするプロジェクトである。その名前にあるように人のメタ情報として知人に関する情報を記述することで、メタ情報に記述された内容を参照して知人のさらに知人を辿れるようになる。各ユーザのメタ情報は通常RDF/XMLによって記述されて公開されている。
URL
http://www.foaf-project.org/

MindSwap

読み方
マインドスワップ
概説
Maryland Information and Network Dynamics Lab Semantic Web Agents Project の略。 Maryland大学のプロジェクト。Jim Hendler教授を中心にセマンティックWebに関する研究を推進しており、多数のソフトウェアやデモを公開している。
URL
http://www.mindswap.org/

臨床医学オントロジー

概説
臨床医学領域の用語、概念、知識の記述と操作に関心を持つ研究者に発表や議論の場を提供することにより、臨床医学オントロジーの研究活動の発展に寄与することを目的とする日本の研究会。
URL
http://www.medical-ontology.jp/index.html

臨床医学オントロジー研究ユニット

概説
医療用語のみならず一般常識の一部をカバーする知識ベース(臨床医学オントロジー)の構築を目標としている東大病院の研究会。
URL
http://www.m.u-tokyo.ac.jp/medinfo/ont/

Ontopia

読み方
オントピア
概説
ノルウェーのベンチャー企業。2007年3月に、ノルウェーのコンサルタント会社Bouvetに買収される。トピックマップの統合開発・運用プラットフォーム OKS を提供している。ISO/IEC SC34 でも活発に活動し、トピックマップの世界をリードしている。
URL
http://www.ontopia.net/topicmaps/index.html

XMDR

読み方
エックスエムディアール
概説
eXtended MetaData Regisyry の略。 データ要素の国際標準であるISO/IEC 11179-3 Metadata Registry をオントロジーにも適用できるよう拡張を検討している米国のプロジェクト。
URL
http://www.xmdr.org/

オントロジー、シソーラス等

程度表現オントロジ

概説
物事の特性や評価を表すための語彙を規定する、 OWLベースのオントロジの一種。DEX(Degree Expression Ontology,デックス)とも呼ぶ。 INTAP次世代Web委員会で策定中。
URL
http://www.net.intap.or.jp/INTAP/s-web/dex/dex20070313.pdf
http://www.net.intap.or.jp/INTAP/s-web/2007/03/dex

情報家電オントロジー

概説
情報家電を活用・利用するにあたり必要となる情報記述するためのオントロジとして 情報家電サービス基盤(SPIA)フォーラムにおいて作成されているオントロジ。
メーカーや機種に依存しない共通オントロジーとメーカーや機種に依存するメーカ依存オントロジーに切り分けられており、 共通オントロジーは、さらに、TVやHDレコーダといった機器の種類に依存しないコア語彙と、機器の種類に依存した一般語彙とに分けられている。
コミュニティによる継続的な構築を前提として、
  1. 相互利用可能なオントロジを記述するための記述ガイドライン
  2. 記述したオントロジをWebで公開する際の注意事項をまとめた公開ガイドライン
が策定されている。
URL
http://purl.oclc.org/NET/spia_ontology/writing/1.0/guideline(準備中)
http://purl.oclc.org/NET/spia_ontology/publish/1.0/guideline(準備中)

OKAR

読み方
オカー
概説
Ontology for Knowledge Activity Resources の略。 富士通研究所と株式会社リコーが2004年に共同開発した、組織内における知的業務活動を記述するためのオントロジ。業務における「人」や「モノ」に関する基本情報や互いの関係に関する基本語彙を提供することで、組織を越えたナレッジの共有・活用を支援する。
URL
http://jp.fujitsu.com/group/labs/techinfo/technote/okar/

W3C Wine Ontology

概説
W3C により作成、公開されている オントロジの例。ワインについてのオントロジで、OWL により記述されている。
URL
http://www.w3.org/TR/2003/PR-owl-guide-20031209/wine

W3C Food Ontology

概説
W3C により作成、公開されている オントロジの例。 食物についてのオントロジで、OWL により記述されている。
URL
http://www.w3.org/TR/2003/PR-owl-guide-20031209/food

SWEET

読み方
スウィート
概説
Semantic Web for Earth and Environmental Terminology の略。 NASAのJet Propulsion Lab/ジェット推進研究所によって進められているプロジェクトで、地球系についてのアッパーオントロジを提供している。 SWEET オントロジは、地球系に関する数千の用語を含み、OWL言語を用いている。
URL
http://sweet.jpl.nasa.gov/ontology/

SUMO

読み方
スモ
概説
Suggested Upper Merged Ontology の略。 トップレベルオントロジ(アッパーオントロジ)の一つ。 トップレベルオントロジとは全てのドメインに跨がって共通な一般的概念の体系である。 IEEE P1600.1 Standard Upper Ontology WGでの標準アッパーオントロジの候補である。 無償で利用可能で、ライセンスはGPLである。
URL
http://www.ontologyportal.org/

PSL

読み方
ピーエスエル
概説
Process Specification Language の略。 ISO 18629シリーズとして国際標準化が行われている製造業におけるプロセスを定義するためのオントロジ。
URL
http://www.mel.nist.gov/psl/

Cyc

読み方
サイク
概説
上位オントロジの一つ。 一般常識をデータベース化し、人間と同等の推論システムを構築することを目的としたプロジェクト。 一部がOpenCycとして公開されている。 名前はencyclopediaに由来。
URL
http://www.cyc.com/
http://www.opencyc.org/

MIT Process Handbook

読み方
エムアイティ プロセス ハンドブック
概説
ビジネスに関する様々な知識を共有・管理するための知識ベースであり、オントロジを基にしたビジネスプロセスの体系を蓄積している。 また、Semantic Webを用いたサービスビジネスに関する"Semantic Web Process Handbook"がまもなくリリースされる計画になっている。
URL
http://process.mit.edu/

REA Enterprise ontology

読み方
アールイーエー エンタープライズ オントロジ
概説
経済取引のREA(Resources-Events-Agents)モデルに基づくビジネスプロセスやビジネススキーマの定義用オントロジ。
URL
http://www.msu.edu/user/mccarth4/rea-ontology/

SNOMED CT

読み方
スノーメッド シーティ
概説
世界の中で最も包括的で且つ多くの言語の医療用語をカバーしている用語集。 イギリスの国民保健サービス(NHS:National Health Service)と米国臨床病理医協会(CAP:The College of American Pathologists)との連携により開発された。
URL
http://www.ihtsdo.org/our-standards/snomed-ct/

EDR電子化辞書

読み方
イーディアール デンシカジショ
概説
コンピュータによる先進的な言語処理のために開発されたいくつかの大規模電子化辞書の総称。 1986~1994年の9年間のプロジェクトの成果であり、日本語と英語の単語辞書とその概念体系(概念辞書)、辞書記述の典拠としてのコーパスの他、対訳辞書、共起辞書、情報処理用専門用語単語辞書から構成されている。
URL
http://www2.nict.go.jp/r/r312/EDR/J_index.html

WordNet

読み方
ワードネット
概説
自然言語処理への利用を想定して開発された英単語に関する概念辞書。 名詞、動詞、形容詞、副詞に関して、synsetと呼ばれる同義語グループを作成し、グループの定義と他のグループとの関係を記述している。 WordNetは無償で利用でき、最新版がダウンロードできる (Windows版はVer.2.1、Unix準拠OS及びProlog版はVer.3.0)。
URL
http://wordnet.princeton.edu

ポータル

Swoogle

読み方
スウーグル
概説
Maryland大学のプロジェクトで、セマンティックWebのオントロジー(OWL)やセマンティックWebのドキュメント(RDF)のWeb上の検索エンジン。語彙で検索できる他、記述形式や最終変更日など様々な条件を付けて検索ができる。
URL
http://swoogle.umbc.edu

BioPortal

読み方
バイオポータル
概説
生体臨床医学(biomedicine)関係のオントロジーを公開している。植物から人間に至る多様な種と、細胞から有機組織に至るまでの粒度で、医学、生物学、解剖学、放射線医学、モデル生物学などに関するオントロジが集められている。
URL
http://www.bioontology.org/tools/portal/bioportal.html

NCI Terminology Browser

読み方
エヌシーアイ ターミノロジ ブラウザ
概説
インターネットを介して、NCIシソーラス、GOオントロジ、SNOMED_CT及びMedDRA(医薬規制用語集)の検索や用語の階層表示を可能にするNCI(米国国立癌研究所:National Cancer Institute)提供のブラウジングツール。
URL
http://nciterms.nci.nih.gov/NCIBrowser/Dictionary.do

言語、仕様等

OWL

読み方
アウル
概説
Web Ontology Language の略。 W3Cにより策定された Ontology 記述言語。 表現力の段階により、OWL Lite, OWL DL, OWL FULL に分けられる。 2007年より新たに1.1の策定活動が開始されている。
URL
http://www.w3.org/2004/OWL/

RDF

読み方
アールディエフ
概説
Resource Description Framework の略。リソースやそれらの間の関係を記述するためにW3Cにより策定された枠組み。IRIによって表された主語、述語、目的語の三つ組みを基本的な構造として持つ。
URL
http://www.w3.org/RDF/

RDFa

読み方
アールディエフエー
概説
RDFをXTMLへ埋め込むための仕様。W3CのSemantic Web Deployment WGとXHTML2 WGの共同で標準化が進められており、2007/12現在ワーキングドラフトの状態。meta要素とlink要素の属性(例えばrel,revなど)を他の要素でも使えるように一般化するというもの。
URL
http://www.w3.org/TR/xhtml-rdfa-primer/

SPARQL

読み方
スパークル
概説
W3Cによって策定中の、RDF検索言語。SQLに似た構文を持つ。2008-01-16にW3C Recommendationとなる。
URL
http://www.w3.org/2001/sw/DataAccess/

GRDDL

読み方
グリドゥル
概説
Gleaning Resource Descriptions from Dialects of Languages の略。XMLのドキュメントに対して、そこから、RDFデータを取り出すための変換手続きを対応させるための記述形式。2007年9月11日にW3C Recommendationとなる。
URL
http://www.w3.org/2001/sw/grddl-wg/

N3

読み方
エヌ スリー
概説
Notation3 の略。Tim Berners-Leeらによる、Semantic Web用言語。RDF/XMLに対して人間による可読性が高くなっているが、論理式が記述できるなど、言語としての表現力も高い。
URL
http://www.w3.org/TeamSubmission/n3/

SKOS

読み方
スコース
概説
Simple Knowledge Organisation Systems の略。セマンティックWebのフレームワーク上で、シソーラス、分類体系、件名標目体系、タクソノミーのような知識組織方式(Knowledge Organisation Systems)の利用を促進するための仕様策定と標準化の活動。RDFを使ったKOS表現の標準的な方法を提案している。2007/12現在W3Cワーキングドラフトの状態。
URL
http://www.w3.org/2004/02/skos/

RIF

読み方
リフ
概説
Rule Interchange Format の略。 さまざまなルール言語、ルールシステム間の交換方法の標準化を目的としたフォーマット。特定のアプリケーション向けに書かれたルールを別のアプリケーションで利用可能にする。
URL
http://www.w3.org/2005/rules/

RuleML

読み方
ルールエムエル
概説
Rule Markup Initiativeによって制定されているルール記述言語。XMLベースの言語であり、前向き推論のためのボトムアップルールや後向き推論のためのトップダウンルールの両方が記述でき、アプリケーションに依存しないルールの改変やシステム間でのルールの交換などに対応できる記述の標準化を目的としている。
URL
http://www.ruleml.org/

Common Logic

読み方
コモン ロジック
概説
いわゆる超準モデルを採用し、2階論理相当も扱えるようにした1階述語論理の抽象的な言語仕様の国際標準。もともとはKIFとCGの統合のために米国で始まったものが、ISO/IEC JTC1 SC32/WG2に持ち込まれ、2007年10月にISO/IEC 24707 として正式に発行される。
URL
http://cl.tamu.edu/

KIF

読み方
キフ
概説
Knowledge Interchange Format の略。一階述語論理に基づく、異なるソフトウェア(エージェントなど)間での知識交換用言語。
URL
http://logic.stanford.edu/kif/kif.html

CG

読み方
シージー
概説
Conceptual Graphの略。 グラフベースの知識表現方法の一種。 知識をConcept(概念)とRelation(関係)で表し、RDFなどの基礎となった。
URL
http://conceptualgraphs.org/

ODM

読み方
オーディエム
概説
Ontology Definition Metamodel の略。 OWL/RDFS, Topic Maps, Common Logicをおよびそれらの間の変換を、OMGで定めるメタモデル等の仕様に基づき記述した仕様。これにより、これらの言語によるオントロジがUMLツールにより記述し、保存することが可能になる。近々、正式なOMG仕様となる予定。
URL
http://www.omg.org/cgi-bin/doc?ptc/2007-09-09
http://www.omg.org/docs/ad/03-03-40.pdf

MFI Ontoloy registration

読み方
エムエフアイ オントロジ レジスレーション
概説
正式名称は、ISO/IEC 19763-3 Metamodel framework for interoperability (MFI) - Part 3: Metamodel for ontology registration。 記述言語に依存しない汎用的なオントロジーの登録簿の国際標準。ISO/IEC SC32/WG2(メタデータ)における「メタモデル相互運用枠組み」プロジェクトの一サブプロジェクトとして検討され2007年3月にISO/IEC 19763-3 として正式に発行される。
URL
http://www.iso.ch/iso/en/CatalogueDetailPage.CatalogueDetail?CSNUMBER=38637&ICS1=35&ICS2=40&ICS3=

Topic Maps

読み方
トピックマップス
概説
ISO/IEC JTC1 SC34 (Document Description and Processing Languages/文書の記述と処理の言語)で策定作業が進められている「知識の表現とそれを情報の体系化に使用するための標準」。 主な規格としてマルチパートからなるトピックマップ(ISO/IEC 13250)、トピックマップ問合せ言語:TMQL(ISO/IEC 18048)、トピックマップ制約言語(ISO/IEC 19756)がある。
URL
http://www.knowledge-synergy.com/topicmaps/topicmaps.html

PLIB

読み方
ピーリブ
概説
正式名称は、ISO 13584 Parts Library。 電子部品を主とするカタログを情報を規定するオントロジの国際標準である。 我が国でも、社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)のEccenter ECALS(部品情報検索システム)等がこの仕様に準拠したオントロジを提供している。
URL
http://www.plib.ensma.fr/
http://www.toplib.com/JA/aboutSimPLIB.php

ツール

法造

読み方
ホウゾウ
概説
大阪大学 産業科学研究所 溝口研究室公開されているオントロジー構築と利用環 境であり、オントロジーをグラフィカルに表示・編集するOntology Editor、ガ イドラインに従いオントロジーを構築支援する概念工房(OntoStudio),構築した オントロジーを管理するOntology Server,複数のオントロジー間の依存関係を構 築するOntology Managerの4つの胃ステムから構成される。法造にコンポーネン トされてるヘルプ、リファレンスドキュメントも充実かつ本環境をベースとした 『オントロジー構築入門』(編:溝口 理一郎/著:古崎晃司,來村徳信,笹島 宗彦,溝口理一郎,オーム社,2006)など参考書籍も充実している。
URL
http://www.hozo.jp/hozo/

DODDLE

読み方
ドゥードゥル
概説
慶應義塾大学理工学部の山口高平教授を中心とした、オントロジ構築支援ツール開発プロジェクトの名称。 ツールも以下のサイトで公開されている。
URL
http://www.yamaguchi.comp.ae.keio.ac.jp/mmm/doddle/index.ja.html

Protégé

読み方
プロテジェ
概説
スタンフォード大学で開発公開されているJavaで開発されたオントロジー構築支援ツールであり、ユーザー登録数は8万2千人(2008年1月)を超えている。 protege-frame(基本機能アクセスやデフォルトの推論エンジンの利用などの統合環境)、protege-Owlエディターとともに、 APIs/Applications /Backends/Import&Export/Project/ Slot Widgets/Tab Widgetsなど5タイプ100以上のPlugInが利用できる。 世界的に最も利用者が多いとともに、この利用者によるオープンソースとしての機能開発が最も進んでいるオントロジー構築支援ツールと言える。
URL
http://protege.stanford.edu/

VOM

読み方
ボム
概説
正式名称は、Visual Ontology Modeler 。 Sandpiper Software社(米国・カリフルニア)の製品であるオントロジー構築ツール。 メジャーなUMLツールであるIBM Rational Rose上のプラグインとして稼働し、UMLでのモデル作成に近い感覚でオントロジーの構築ができることが特徴。 近々、Eclipseバージョンもリリースされる予定。
URL
http://www.sandsoft.com/products.html

Jena2

読み方
ジェナツー
概説
ヒューレッドパッカード研究所によって開発された Java によるセマンティックウェブアプリケーション開発のためのフレームワークで以下のシステムで構成されている。
  1. RDF API
  2. ARP - Jena's RDF/XML Parser
  3. Persistence (MySQL.PostgreSQL,Oracleなど各種データベースインターフェース)
  4. resoning subsystem(OWL/Liteを対象とした推論機能)
  5. Ontology Subsystem(OWL, DAML+OIL and RDFS操作API)
  6. SPARQLクエリエンジン(これまでARQで別途配布されいたSPARQLエンジンが付属された)
仕様書とともに、サンプルプログラムも充実している。
URL
http://jena.sourceforge.net/
http://www.techscore.com/tech/Others/Jena/index.html

IODE

読み方
アイオーディイー
概説
Integrated Ontology Development Environmen の略。 Ontology Works 社(米国・バルチモア)によって提供されている統合オントロジ開発環境。頑強で、柔軟で、しかも拡張性のあるドメインモデル(オントロジ) が開発できるとされる。
URL
http://www.ontologyworks.com/products/iode

Cmap

読み方
シーマップ
概説
コンセプトマップとして表現される知識モデルを、ユーザが構築・ナビゲーション・共有・批評することを可能にするソフトウェア。IHMC (Florida Institute for Human & Machine Cognition)が提供している。
URL
http://cmap.ihmc.us/

推論器

Pellet

読み方
ペレット
概説
OWL DL での推論系の一つ。
URL
http://pellet.owldl.com/

Jess

読み方
ジェス
概説
サンディア国立研究所が開発した高速軽量のReteアルゴリムをベースとしたルールエンジンおよびそのスクリプト環境でありJaveで実装されている。 現在のバージョン(Jess7.9)はEclipseベースの環境で動作が可能であるとともに、JessMLと呼ばれるXMLでのルール言語をサポートしている。 学術利用のみで利用可能であり、商用の場合には別途商用ライセンスが必要である。
URL
http://herzberg.ca.sandia.gov/jess/

JTP

読み方
ジェーティーピー
概説
スタンフォード大学KSL(Knowledge Systems Laboratory) で開発されたJavaで開発されたオブジェクト指向(ハイブリッド)のQAシステム。 DAML+OILに特化しているが、各推論エンジンの追加、削除などdispatcherと呼ぶアークテクチャで連結して全体の推論プロセスを構築することが可能である。
URL
http://www-ksl.stanford.edu/software/jtp/

その他

T. R. Gruberによるオントロジーの定義

概説
AI の中でのオントロジーは何かという定義は、必ずしも統一的ではない。しかし、歴史的には「オントロジーとは概念化の仕様である」とするGruberの定義が有名である。最初のURLにはGrubeによるこの定義の引用があり、2つめのURLはこれに関する武田教授による解説がある。
URL
http://www-ksl.stanford.edu/kst/what-is-an-ontology.html
http://www-kasm.nii.ac.jp/papers/takeda/01/JSIKtakeda.pdf

Description Logic

読み方
ディスクリプション ロジック
概説
人工知能分野で用いられる論理体系の一つ.クラス,インスタンス,リレーションを基本概念とする。現在までにさまざまな効率的推論アルゴリズムが開発されている。記述論理または叙述論理ともいう。
URL
http://dl.kr.org/