プレスリリース

2015年12月25日

報道関係者各位

LODチャレンジ実行委員会


Linked Open Data チャレンジ Japan 2015 表彰予定賞のお知らせ

 LODチャレンジ実行委員会(所在:慶應義塾大学環境情報学部萩野研究室、実行委員長:慶應義塾大学環境情報学部教授 萩野達也)は、現在、作品募集を行なっているLinked Open Data チャレンジ Japan 2015(以下、LODチャレンジ2015)で表彰を予定している各賞とその賞金額を決定いたしましたので、お知らせいたします。

 LODチャレンジ2015は、さまざまな分野でLinked Open Data (LOD) のデータづくりや活用にチャレンジされている方々による活動の発表の場を提供します。新たなデータづくり、データ公開、データ共有の仕掛けやオープンデータ活用のアイディア、アプリケーションなどを「作品」として募集しています。オープンデータのコミュニティを醸成し、応募作品をコンテスト形式で評価し合いながら、オープンデータ活用のベストプラクティスを探ることで、日本の新しい未来を創造することを目的とします。

 2016年3月19日に開催する授賞式にて、アイディア部門、データセット部門、アプリケーション部門、ビジュアライゼーション部門、基盤技術部門の部門賞に加えて、スポンサー賞、審査員特別賞の表彰を行います。各賞の概要と賞金額は以下の通りです。作品の募集締め切りは2016年1月17日です。ぜひ、多くの皆様にこの取り組みにチャレンジしていただきたいと思います。すでに多数のご応募を頂いておりますが、LODチャレンジ実行委員会では引き続き、作品のご応募をお待ちしております。


1.賞金総額

200万円 (予定)

2.部門賞

アプリケーション部門最優秀賞 20万円  優秀賞10万円
データセット部門最優秀賞 20万円  優秀賞10万円
アイディア部門最優秀賞 10万円  優秀賞7万円
ビジュアライゼーション部門 最優秀賞 15万円  優秀賞10万円
基盤技術部門最優秀賞 15万円  優秀賞10万円


3.スポンサー賞(各5万円)

朝日新聞社
NTTレゾナント株式会社
日本マイクロソフト株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
富士通株式会社

(組織名五十音順)

*特別賞を創設したPlatinumスポンサーの応募者への期待

朝日新聞社

 朝日新聞社は「ともに考え、ともにつくる」とのビジョンを掲げ、さまざまな挑戦をしています。2015年はじめには、社会課題(10の課題)を記者と参加者がともに探り、テクノロジーやメディアを活用してソリューションを生み出すワークショップを開催しました。
 この11~12月には、2回目となる「未来メディアキャンプ」を実施し、新たに、朝日新聞社が運営するクラウドファンディング「A-Port」とも連携するなど、より実効性を高めます。
今年度のチャレンジ参加者の皆さんの中から、データを活用して社会課題をより分かりやすく伝えたり、解決策を共有するような作品が生まれることを期待しています。

NTTレゾナント株式会社

 インターネットポータルサイト「goo」(http://www.goo.ne.jp/ )を運営するNTTレゾナントは、LODチャレンジ創設以来、スポンサーとして、参加者へのLinked Data公開等によるベストプラクティスの奨励を行い、オープンデータコミュニティをサポートしてきました。
 5回目の今回は、gooが持つ技術やノウハウである「日本語解析技術API」や「教えて!gooAPI」を公開します。APIとオープンデータを組み合わせ、様々な可能性が広がる作品が応募されることを期待します。

日本マイクロソフト株式会社

 マイクロソフトは、「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成する」ために必要となる「人々の生産性向上と業務効率化に役立つアプリケーションサービス」、「人々が安心してお使いいただけるインテリジェントクラウド」、「人々の可能性をより高めるための革新的なデバイス」を提供しています。
 国内外で加速する様々なオープンデータの取り組みも、引き続き、積極的に支援していきます。業界最高レベルのインテリジェントクラウド環境「Microsoft Azure」をご活用いただき、より多くの素晴らしいオープンデータを利用したサービスが生み出されることを期待しています。

日本アイ・ビー・エム株式会社

 IBMは「Smarter Planet」というビジョンを提唱しており、その具体策のひとつである「Smarter City」においては「行政サービス」「公共安全」「医療」「エネルギーとユーティリティー」「水資源管理」などの都市機能に着目し、スマートな都市づくりを支援するさまざまな取り組みを行っています。そこで最も重要なのはオープンデータの活用です。
 アプリ開発実行環境を迅速に構築するクラウドサービス「IBM Bluemix」をプラットフォームにして、様々なオープンデータをマッシュアップし、地域課題の解決や都市の魅力発信を実現するサービスが新たに生まれることを期待しています。

富士通株式会社

 富士通が掲げるビジョン「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」は、人々がICTの力を活用して、 ビジネスや社会にイノベーションを起こし、豊かで持続可能な 社会の実現を目指しています。このLODチャレンジの先進的な 取り組みは、オープンデータの力を活用して、富士通のビジョンを 実現する有力なアプローチといえます。 さまざまなLODを格納したLOD検索サービス「LOD4ALL」 をご利用いただき、世界のオープンデータ活動を牽引するような 素晴らしいアイデアやサービスが創造されることを期待しています。

*ゴールドスポンサー賞とデータ提供・基盤提供パートナー賞について

 LODチャレンジ2015ではこれまでの部門賞、プラチナスポンサー賞、審査員特別賞とともに、ゴールドスポンサー賞とデータ提供・基盤提供パートナー賞の制度を設けました。

 ゴールドスポンサー賞では賞状及び賞品、データ提供・基盤提供パートナー賞では賞品が贈呈されます。

 ただし、本賞は賞の設置を希望したスポンサー・パートナーのみとなります。

4.審査員特別賞(各5万円)

 審査員特別賞は部門賞、スポンサー賞とは別にキラリとした応募作品を表彰し、授賞式で発表します。現時点では以下の賞の設置を予定しています。

  • LODチャレンジデー賞 ・・・ LODチャレンジデーと称するイベントをきっかけに作られた作品を表彰
  • 公共データ賞 ・・・ 公共データの積極的な活用につながる作品を表彰
  • 学生奨励賞 ・・・ 学生による優れた応募作品を表彰

*本件連絡先
LODチャレンジ実行委員会 事務局
〒252-0882 神奈川県藤沢市遠藤5322
慶應義塾大学環境情報学部 萩野研究室内
lod-challenge@sfc.keio.ac.jp


【参考】

Linked Open Data チャレンジ Japan 2015 作品募集開始のお知らせ

LODチャレンジ2014(昨年度開催)受賞作品一覧


*公式サイト・SNS

公式サイト: http://lodc.jp

Facebook: http://www.facebook.com/LOD.challenge.Japan

Twitter: @LodJapan

ハッシュタグ:#lod2015


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