地産地消データ! 私は地元のランニングクラブの仲間であり横浜市職員でもある父友?と「分科会1.横浜街歩きアプリ体験ツアー」に参加しました。 マリンタワー2Fに10時集合。オープンデータデーinYokohamaの全体の参加人数50人程度と思って参加したのですが分科会1だけで40人は超える大盛況ぶりです。 最初に展望台に全員で上がり「マリンタワー開業52周年横浜今昔写真展」で横浜今昔を展望し横浜オープンデータ・ハッカソンにおいて開発された「横浜歴史フィールドミュージアムAR」で3班、横浜の地図を集めた街歩き地図アプリ「横浜Maps」の1班に別れ13時半まで横浜散歩です。

iPhoneでの馬車道AR画面

展望台でみた昔の浮世絵、絵葉書写真という「リアル」な横浜今昔をiPhone/iPadのARアプリの「バーチャル」な世界を通して「リアル」な追体験をするという刺激的な体験ツアーです。ナビゲータの方の説明も詳しく丁寧で長年横浜に住んでいる私も多くの初耳体験、そして眼前の今の馬車道と、その名の由来でもある馬車が行き交う昔の絵を同じ画面にみる不可思議体験を堪能です。その後、さくらWORKS関内に再度全員が集まり横浜市役所の関口さん司会で本日の感想会が行われました。感想会では、利用権利範囲を明確にしたデータをもっと出してもらいという要望、自社が抱えるデータの活用について企業が模索をしていることと同じ状況が横浜市でもあるということ、また自分の大学でも市への働きかけをしているが観光だけでは行政も説得できないなど、産官学の各種分野の方の参加なしにはできない貴重な意見交換が行われました。そして「横浜歴史フィールドミュージアムAR」の開発を行なった学生の方から、参加者の皆さんがアプリに対して具体的専門的な意見と出してくれたという、おじさん達への挑発的な発言もあり分野混合とともに年代混合ならではの楽しい感想会体験となりました。さて表題の「地産地消データ」ですが、これは今回初めてこうしたオープンデータデーに参加した父友の帰宅時の言葉です。私と違って横浜市職員=データ提供者側でもある父友の発言でもあり、またオープンガバメントデータとは何かを端的に表現した名言と思った次第です。「地産地消データ」かつ「地元」の仲間がいてということはオープンデータを進める上で大きなモチベーション。今回のオープンデータデーで得た一番の体験となりました。

横浜市民の実行委員


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