地下鉄「名古屋大学」到着9:40。地下鉄、地上に出ると、緑が一杯。文字通り、大学の中に駅がある感じ。歩いて間もなく会場到着。部屋に入ると、開始までまだ20分位あるが30名程にはなっている。席を取ってノートPCを電源ONにし、WiFiに繋ぐ。名古屋会場のコーディネーターの名大河口教授にご挨拶。Google Hangoutの調整と確認で学生が忙しそうに動き回っています。 名古屋大学キャンパスのコンピュータ実習室とのこと。まだ新しい教室。60名程の学生が演習をやれるそうです。コンピュータが机内に収められている関係で飲食は禁止が残念。 10:00開始です。東京や横浜、青森と次々と各地の会場の画面が映っています。名古屋会場参加者は63名、内9名が女性。 10:25白松先生のLODに関する講義。多岐に渡るも、とても丁寧な説明でした。

白松先生の基調講演

11:10 各参加者が全員の前で自己紹介。1人1分のはずが・・。東海地方の県自治体、商工会議所、総務省、経済産業省からの人、市会議員の人も。河村市長がいないのが残念ですね。そしてもちろん地元の名古屋大河口研の学生達、白松先生の名工大生が目立ちます。20名位は学生でしょうか。一般参加者、女性も交え60名以上となりますが、この部屋に丁度いい数です。


12:35自己紹介時の各自視点を、FreeMindを使って分類し、「子育て支援」、「観光」、「安心・安全」の3テーマに絞る。こういう時にはマインドマップは便利だなーと思う。 13:20 アイデアソン、ハッカソンの開始。「安心・安全」グループの部屋を確認し、昼食。時間も無さそうだったので、同じグループの面々で近くの名大の学生食堂へ。

アイデアソンの風景です。皆さん真剣。

LODやRDFについて知っている人は少ないようだけれど、皆さん、オープンデータに対する期待・意気込みが伝わって来ます。コードを書ける人の半分位はRDFではないデータ形式を使っているようでした。 この日までに集められたデータは各自治体の管理下となり、この日限定の使用ということだったのが残念です。やはり本当に重要なデータや分析したいデータは、簡単には公開するのは難しくなるということでしょうか。今日のようなイベントを機会に各行政機関で是非検討してもらいたいですね。 17:00 各グループの成果発表。 名大生の成果発表では、犯罪情報などの地域と時間経過の分析ツールの紹介。ここでも地図上への表示が効果的。分析を分析期間設定後にリアルタイムで行っているので少し時間がかかるようで現在改良中とのこと。 観光NIGEROHはLODツールを使ったものでした。観光情報と避難場所情報から最も近い避難所までの避難経路を示してくれるものです(これは後でOKFNに成果として載せられています)。

in東海のグランプリとなった子育てミシュランの発表風景

名古屋市の区単位で、子育てしやすいかを分析・判定する「子育てミシュラン」がこの会場のグランプリ獲得。図書館の蔵書数、インフルエンザ情報を各区で評価して、子育てに適した区を順位づけするものです。このグループは女性が多く華やかだったですね。 LOD以外の人が多いのでLODツールを使うことをプッシュするのを控えたことは反省かなと振り返る。 18:55 クロージングで河口先生がまとめをされました。河口先生忙し過ぎる。2回目を直ぐやりたいと思いつつ会場を後にしました。

(文責:年岡)


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