10月6日(土)に,福井県鯖江市において,人工知能学会セマンティックウェブとオントロジー研究会と共催で第3回 LODチャレンジデー「オープンデータハッカソン in 鯖江」が開催されました. その時の様子を,長野高専 電気情報システム専攻の佐伯さんからご紹介頂きます. こんにちは.私は,長野高専から「jig.jp株式会社」にインターンシップに来ている佐伯幸平という者です.今回,第3回 LODチャレンジデー「オープンデータハッカソン in 鯖江」というイベントに参加させていただき,非常に多くの知識を吸収することができたと思います.私は,このイベントに参加する前まで「LOD」・「オープンデータ」について,詳しい知識を知らず,また,「ハッカソン」も参加することは初めてでした.ここではその時に学んだ知識や「ハッカソンの様子」などを紹介していこうと思います.

・「LOD」,「オープンデータ」について学んだこと いきなり話が飛びますが,東日本大震災の影響で「避難所」マップなどがいろんな地域で作成されたかと思います.私の故郷でもポスターみたいなもので貼りだされていました.この「避難所」の位置情報などのデータは,ネットで探せば,各県や地方自治体ごとのページにあるとは思っていました.長野県にもあるかなと検索してみました.もちろんありました.PDF形式で.これをRDF形式などの,オープンな形式でデータの公開をすると,いいことがあります.アプリ化がしやすいです.避難所ナビとかも作れます.避難所情報などの,地方や国がもっているデータをオープンな形式で公開することによって,WEB産業がもっと活発になる.ということです.「LOD」,「オープンデータ」について何も知らなかった私ですが,このくらいの説明は出来るようになりました.学校で授業するより,一回,こういったイベントに参加した方が,知らなかった知識を自然と身につけることができると思います.学生でも今後技術者を目指す身として,「オープンデータ」について知っていて損はないと思います.

・ハッカソンについて 私にとっては今回が初めてのハッカソンでした.周りの方々は,各専門分野のプロのような方々で,正直お役に立てる作業があるのか不安がありました.しかし,作成したデータを用いた例のアイデアを出したり,自分に出来る簡単な作業をしたりはすることできました.一つのものを1日でつくり上げるというのはなかなか大変ですが,実力が付くいい機会だと思います.また,学生の方はいろんな企業の方々と交流できるので,ちょっとした就職活動もできるかもしれません. 最後に,開催にあたり,お世話になりましたみなさま,一緒にチームとなっていただきましたみなさま,本当にありがとうございました.

長野高専 専攻科 電気情報システム専攻

佐伯幸平


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