LODチャレンジ2012の〆切が迫り、応募作品がどっと増えてきました。2013年1月21日現在、アイディア部門には既に多数の作品が応募されていますが、このうちの4件は、2012年10月27日に慶應義塾大学 三田キャンパスで開催されたLODチャレンジ2012 第5回LODチャレンジデーで結成されたチームによる作品応募です。このLODチャレンジデーでは、4チームに分かれてアイデアソンが行われました。開催後、昨年末までに全てのチームが作品応募を完了しています。 本記事では応募内容を紹介するとともに、これまで本コラムでレポートされていなかった第5回LODチャレンジデーの様子も簡単にお伝えします。

第5回LODチャレンジデー

第5回LODチャレンジデーはアイデアに焦点を絞ったイベントでした。事務局長による今回の趣旨とLODチャレンジの説明に続き、渋谷健 実行委員がファシリテータを務めるワールドカフェ方式の議論が始まりました。ワールドカフェは昨年度のLODチャレンジデーでも好評だった取り組みです。 参加者が後のディスカッションに参加し易くするためのアイスブレークセッションに続き、「最近驚いた技術」、「オープンデータで未来はどう便利になっているのか?」といったテーマについて、各テーブルのホストを除く参加者が別のテーブル(島)に移動しながら話し合いをしていきます。議論はどんどん熱を帯びてきます。そのようなプロセスを経て、似たアイデアの人を見つけてチームを作り、ポストイットや模造紙を活用してアイデアをつなぎ合わせていきます。最後にチーム毎に成果を発表しました。 LOD Challenge Day at Keio Univ.

LODチャレンジデー結成チームによる応募作品

チームによる議論は開催後も続いたものもあり、最終的にアイデア部門の作品応募という形で実を結びました。以下に各チームの作品を示します。詳細はリンク先をご覧ください。

アイデアを作品に結び付けましょう

昨年度開催のLODチャレンジJapan2011では、「第2回LODチャレンジデーin東京」で出されたアイデアが「ワールドカフェ賞 ヒストリンク 大西可奈子,一瀬詩織,荻島創一,中尾光輝,上原龍」を受賞しました。今年もLODチャレンジデー賞の設置が表彰予定賞及び賞金額のお知らせの通り予定されています。これまでLODチャレンジデーなどのイベントに参加し、アイデアをお持ちの方は、是非チームメンバと作品応募に結び付けていただければと思います。 まだ〆切まで10日ほどありますし、2013年1月25日~26日の横浜オープンデータハッカソン −LODチャレンジデー in 横浜−(LODチャレンジ実行委員会共催イベント)で作業をすることも可能です。この機会を利用して、アイデア部門の作品をアプリケーションにもして応募したいですね。

LODチャレンジ実行委員会


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