復興目標LOD
応募者の情報 | |
---|---|
ご氏名 | 白松俊, 大囿忠親, 新谷虎松 |
ご所属 | [非公開] |
e-mailアドレス | siramatu [at] nitech.ac.jp |
応募するデータセットの情報 | |
データセットの名称 | 復興目標LOD |
データセットのURL | http://data.open-opinion.org/socia/data/Goal?rdf:type=socia:Goal&limit;=700 |
データセットの概略説明 | 東日本大震災からの復興に関連する資料から復興目標を抽出して,抽象的な大目標と具体的な部分目標の階層構造にしたLODデータセットです(RDF/XMLをXSLTでHTML化しています) |
データセットの詳細説明 |
震災復興のように多くの利害関係者が絡む社会問題を解決するためには,組織横断的な協働が不可欠です.従来のSNSには方向性の似た潜在的協力者を探す機能がありませんでしたので,そのためには「誰が何を目指しているのか」に関するオープンデータが必要と考えました.
本データセットでは,抽象的な大目標を具体的な部分目標に細分化して階層構造を形成しています. このような設計にすることで,以下のようなメリットがあると考えています. (1) 目標が具体的になることで他の人が参加しやすくなる (2) 「総論賛成・各論反対」に陥ったとき,目標の階層構造を比べることで摺り合わせや合意形成がしやすくなる (3) 類似目標検索のための類似度計算を精緻化できる 詳しくは,https://kaigi.org/jsai/webprogram/2013/pdf/711.pdf やhttp://qiita.com/siramatu/items/08fd2f290006ace3d774をご覧下さい. データの構造をイメージするためには,アプリa093の市民向け体験イベントの資料http://radish.ics.nitech.ac.jp/odcafe/ がわかりやすいかもしれません. SPARQL Endpointは,http://data.open-opinion.org/socia-sparql.html で提供しています(データセット2011-d018と同じEndpointですが,Graph URIで区別しています). //// 注1: 本データセットを構築する際は,まだアプリa093の「ゴオルシェア(仮)」がありませんでしたが,同アプリを使えば同様のデータセットを作ることができます. 注2: 本LODは,データセット2011-d018のSOCIAオントロジーを拡張したスキーマに基づいています. 注3: アイディアi021のCode for Japanのような組織横断的な活動では,このような目標データセットがあると活動の透明性が向上すると考えています. 注4: 政治家など影響力ある人々の目標をLOD化すれば,アイディアi040のような投票支援にも使えると考えています. 注5: 目標に現れる登場人物や地域等について,DBpedia Japaneseに存在する場合はリンクしています. 注6: このようなデータは,地域課題に関して議論する上で有用な背景情報になるはずですので,将来的にはアプリ2011-a017のような議論支援アプリで「議論の種」として使えるようにする予定です. |
アプリ提案・希望 |
アプリケーションa093「ゴオルシェア(仮)」で目指しているような,方向性の似た潜在的協力者を探すために使える可能性があります.
また,本データセットに「達成目標日」のようなプロパティを追加し,目標データをガントチャートのように可視化すると,アイディアi040「公人(政治家など)による計画」の一部をカバーすることになり,ボートマッチングサービス(投票支援サービス)からも使える可能性があります. |
データセットの権利指定 |
表示
原作者のクレジット(氏名、作品タイトルとURL)を表示することを守れば、改変はもちろん、営利目的での二次利用も許可される最も自由度の高いCCライセンス。
|
関連する作品の情報 | |
関連するデータセット | 2011-d018 |
関連するアイデア | i021 i040 |
関連するアプリケーション | a093 a071 2011-a017 |
関連するビジュアライゼーション作品 | |
関連する基盤技術作品 |